三年目の３．１１

2011年3月11日、PM2時46分18秒、あれから三年の歳月が流れました。
あれだけ大規模な災害だったのに、三年という時間の中で風化が進み、復興は遅れ・・・。
悲しみはいつまでも癒えることなく続き、現実という苦しみがその傷跡をまた深くしていく。

忘れることなんてできない。
『あの日』という時間を、一時だって忘れることなんてできやしない。

あれほど無力を感じた瞬間はない。あれほど神様を探した瞬間は無い。
あれほど我慢を苦に感じなかった瞬間は無い。あれほど恐怖を感じた瞬間は無い。
あれほど・・・人と人とのつながりに希望を抱いた瞬間は無い。

人を支えるのは人なんだと、あの災害で学びました。
どんなに小さなことでも、出来ることがある。やれないことじゃなくて、やれることを考える。
大切なのは相手を思いやれる気持ちと、一生抱えた傷跡を決して忘れないこと。

三年目の今日という日が、どうか薄れることのないように。
そして希望という名の光が差しますように、願いを込めて。

東日本大震災で亡くなられたたくさんの命に、敬意を。心からご冥福をお祈り申し上げます。

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